2014年7月23日水曜日

韓国観光公社 ブログ記者団 「夏になると行きたくなる韓国の名所」

7月に入り、ソウルでも気温が30度近くまで上がることもしばしばで、すっかり夏ですね。

韓国観光公社 ブログ記者団 7月のテーマは
「夏になると行きたくなる韓国の名所」です。

僕が夏にオススメする韓国の名所は、大邱(テグ)です。

大邱は、ソウル、プサンに次ぐ韓国第3の都市で、人口は250万人を超えるほどの大都市です。
大邱では、2002年の日韓ワールドカップで試合が行われ、2011年には世界陸上が開催されたことによって、世界的にも知られるようになりました。
 (世界陸上が開催された大邱スタジアム)

スポーツが好きな方には、ぜひ訪れてほしい大邱なのですが、
僕が大邱をオススメする理由は、他にもあります。

それは、大邱は韓国で最も暑い都市の一つと言われているからです。
とは言っても、韓国なので、高いときでも30度を少し超えるほどです。また、日本ほど湿度も高くないので、それほど蒸し暑くなく、日陰に入れば涼しさを感じられるほどです。

そんな大邱で韓国一の暑さを感じるのも良いですが、
同時に、大邱に来たら楽しんで頂きたいのは、大邱のグルメです!
大邱には、暑い夏を乗り切るのにぴったりの郷土料理がたくさんあります!

チムカルビ(蒸し煮カルビ)
一般的なカルビチムとは異なり、トウガラシやニンニクなどで作るタレで味付けした
カルビを銀の鍋で煮込んだチムカルビが、大邱では、よく食べられているそうです。
見た目通り、かなり辛めの味付けとなっていますが、煮込むことで、ほろほろに柔らかくなったカルビが美味しく、食が進みます。

②タロクッパ
クッパとは、元々ご飯がスープに入ったもののことを言うそうなのですが、タロ(따로)が韓国語で別を意味する通り、タロクッパは、ご飯とスープが別々に出てきます。このように、ご飯とスープを別々に出す形式が生まれたのが大邱だと言われているそうです。
牛骨の旨味の染み込んだスープとご飯の相性は抜群です。
このタロクッパは、滋養強壮、2日酔いにも効果があるそうです。

③鶏の砂肝
大邱には、大邱の郷土料理の専門店が立ち並ぶグルメ通りが、いくつもあり、
先に紹介した料理の、チムカルビ通りやタロクッパ通りもあります。
3つ目に紹介するのは、そうしたグルメ通りがあるほど大邱ではポピュラーな料理です。
平和市場にある鶏の砂肝通りでいただける鶏の砂肝です。
このように鶏の砂肝のから揚げを味噌タレや醤油タレで味付けしたものが一般的です。
コリコリとした食感が楽しめるほか、サツマイモのフライもよく合っていて、おつまみにも最適です。
値段も韓国で普通にチキンを食べるのと同じくらいなので気軽に楽しめます!


ここまで大邱のグルメばかりについて紹介してしまいましたが、
大邱には、韓国の歴史について知るために訪れておくべき場所が数多くあります。

最後に、その中のいくつかを紹介したいと思います。

(薬令市)
薬令市通りには、韓方薬局や韓方医院、韓方薬材店が立ち並んでおり、材料購入や治療のために多くの人が訪れているそうです。
 (薬令市韓医薬博物館)
薬令市の歴史や韓方について知ることができます。


(大邱郷校)
1398年に儒教の聖賢の教えを学ぶための地方教育機関として創建され、
聖賢の位牌を祭っています。


(西門市場)
朝鮮時代の3大市場の一つ。韓服売り場は、歴史が長く、規模は韓国でも最大級。


(李相和 故宅)
民族詩人のイ・スンファが亡くなるまで詩作に励んだ故宅


以上、僕の「夏になると行きたくなる韓国の名所」、大邱についてでした。

日本からの韓国旅行となると、ソウル・プサンに行く方も多いかと思いますが、
大邱も非常に魅力的な都市なので、ぜひ一度訪れてみるのはいかがでしょうか。

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